北海道ツーリングの服装って
何がベストなの?
目安を知りたいな〜!
こんな疑問をお持ちですか?
九州出身&北海道在住約10年の筆者が
月別の平均気温を元に北海道ツーリングで
失敗しない服装選びのコツをまとめます。
在住者だからこそ分かる
安心・安全運転のコツもお伝えします。
・月別の服装目安が分かる!※1※2※3
・全道で使える服装選びのコツ!
※1 道央札幌市を基準とした場合の目安
※2 比較として九州(の中心熊本)と東京を参照
※3 各月の平均最高気温と最低気温を記載
服装選びのコツはインナーにあり
この2つさえ気をつければ
北海道ツーリングが快適になるよ
北海道ツーリングの敵は寒暖差!
北海道ツーリング最大の敵は「寒暖差」!
市街地や平地では長袖Tシャツで平気だけど
峠ははっきり体感出来るほど気温が下がる。
海沿いも気温が低かったりします。
札幌の7〜8月になると市街地では
汗ばむ気温が増えてくるのに、汗かいたまま
峠に突入するとどうなるかというと…。
奥歯がガタガタ止まらず、寒さ故に全身が
縮こまるため非常に疲れるので、
せっかくのツーリングが苦行になります。
なので、出発前の気温下調べや
装備の選択が非常に重要になってくる。
1日の気温差も激しいので
羽織り物は季節問わず必携と心得て。
おすすめ速乾保温インナーは?
「速乾・保温」機能を兼ね備えたインナーで
特におすすめなのはモンベルのジオライン!
(全ライダーに心から推したい!)
なんとこのジオライン、
制菌・防臭機能まで兼ね備えているという
ライダーにとって最強のインナーです。
私は2種を季節によって使い分けで運用中。
・汗ばむ季節には「L・W」(薄手)の長袖
・その他の季節は「M・W」(中厚手)の長袖
と言った感じの使い分けをしています。
なぜモンベルジオラインを推すかというと
「速乾」と「保温」が両立するから。
夏でも冬でも1枚着るだけで不快な汗を
素早く放出してくれて常に肌がサラサラ。
ちゃんと保温してくれて、かつ防臭機能!!
もはやマナーとして大変頼りにしています。
〜冬の道民あるある〜
屋外は寒いのに屋内暑すぎ問題。
これも解決してくれるのが
モンベルのジオライン!
もはやなくてはならない存在です
汗による不快な状況をまとめて解消できるから
マジで買って損無しですよ〜!
襟周りの形が複数種類から選べるから
ファッションの邪魔をしにくく使いやすい
【番外編】私の服装まとめ
私けっこう服装にはこだわりがあるんです。
見た目重視で買った最初のウェアが
コミネの3シーズンジャケット。
これがプロテクター入りでとにかく重い。
重すぎて肩こり悪化したので軽量化の旅へ…
まず見直したのが前述したインナー。
インナーでしっかり保温できれば
着込む量を減らせるわけです。
そして、なぜツーリング中冷えるのか?
この解決策もインナーにあったわけです。
つまり汗冷え対策をすれば軽量化も可能と。
そして出会ったのがモンベルのジオライン。
モンベルのレイヤリングシステムに
非常に感銘を受けましてモンベラーにww
色々試して行き着いた結果、
私のツーリングウェアはモンベルの
・ジオラインインナー(長袖)
・シャミースジャケット(フリース)
・ノマドパーカー(撥水防風通気)
上記3つがスタメンとなっています。
軽量・速乾・保温をしっかりしてくれるので
インナーの上に長袖Tシャツか半袖Tシャツを
季節ごとにレイヤリングしています。
あと軽量なプロテクターを探している途中で
見つかり次第ウェア探しの旅が終わります。
もうね、
好きすぎていくらでも語れるけど
このぐらいにしておきますwww
【札幌】5月の服装(18℃/9℃)
熊本だと3月下旬、東京だと4月上旬くらい。
札幌だと5月上旬くらいで街中は
ようやく雪解け完了といった感じ。
札幌の5月といえば、
桜と雪と鯉のぼりの共演が見られます。
ちょっと山に入ったり、
日陰の場所だと雪が残ってる感じ。
滑り止めの砂利がそこら中の道路脇に
溜まってるので、横滑りに要注意!
目安としては防寒重視の服装が大事。
インナーレギンスも必須、
グリップヒーターあるならマシだけど
走行による風で指先の感覚を失う。
カイロも用意するなど万全を期して、
途中暑ければ脱げるが、寒さだけは
どうしようもないと心得て。
5月の気温は本当に気まぐれで、
突然寒かったり、日中半袖で良かったり…。
日によっても時間によっても、
寒暖差がかなり激しいのでこまめに
体温調整できる服装がベスト!
【札幌】6月の服装(22℃/13℃)
熊本4月下旬、東京5月上旬くらいの気温。
峠の雪もなくなり本格的なシーズンイン!
冬の除雪機でやられた穴ボコが
多く見られる時期なので路面状況を意識した
運転しないと危ない時期。
目安は市街地は長袖Tシャツに
3シーズンジャケットで気持ちよく走れる。
夏用のメッシュジャケットで走ったら
凍え死ぬかと思ったので油断大敵。
峠越えならフリースかダウンないとキツい。
日によっては汗ばむこともあるけど、
そこまで汗かかない感じ。
【札幌】7月の服装(25℃/18℃)
熊本5月下旬、東京6月上旬くらいの気温。
路面整備も追いつき一番走りやすく
日中の日差しで汗ばむようになる季節。
峠も長袖Tシャツ&メッシュジャケットで
行けるので走るのがとても気持ちいい季節。
高低差や地域によって気温差が激しいので
汗冷えに注意が必要になる時期。
停車時は暑くても走り出すと
冷えを感じる事もあるので汗冷え対策が肝。
【札幌】8月の服装(26℃/19℃)
熊本6月上旬、東京6月中旬くらいの気温。
札幌でも真夏日が増える季節。
半袖Tシャツにメッシュジャケットで
峠越えも出来たり心地よく走れる時期。
晴れた日の澄んだ青空は絶景ですよ!
同時に熱中症のリスクも高まるので、
こまめな水分補給や休憩、汗の処理を
しっかり行うようにしましょう。
夏の北海道を満喫できるのはお盆までかな。
【札幌】9月の服装(23℃/15℃)
熊本10月下旬、東京10月中旬くらいの気温。
札幌はお盆を過ぎると夏の終わり。
急激に朝晩冷え込むようになるので注意。
1日の気温差も激しくなり、
峠道は一気に冬に向かうので羽織りは必携。
市街地で汗だくのまま峠行くとホント危険。
汗冷え舐めると命に関わるぞ!(経験者)
【札幌】10月の服装(16℃/8℃)
熊本11月下旬、東京11月中旬くらいの気温。
札幌も10月下旬には大量の雪虫が発生して
早ければ初雪が見られる時期。
防寒を重視した服装にシフトするのが吉◎
市街地は走れるけれど峠によっては
積雪があったりするので情報収集が大事!
大体10月下旬には冬眠支度を始める感じで
今期のツーリング納めをします。
まとめ!
何度も言うけど上記2つがとにかく重要!
特にインナーを揃える方が、
季節ごとにジャケット買い揃えるよりも
お金かからないし普段使い出来て
一石二鳥以上の価値があると思います。
試してみる価値ありますよ!
北海道ツーリングは寒暖差との戦い、
路面状況の変化も非常に激しいものです。
落ち葉や砂利、穴ボコに野生動物…。
幅広い道路にまっすぐな道を前に
開放的な気分になるのもよーく分かります。
ですが単独事故で毎年何人ものライダーが
犠牲になっているのも事実。
スピード超過だけでなく、野生動物の
キツネやシカなんてそこらじゅう歩いてます。
とにかくとにかく!
楽しく安全に北海道ツーリング出来るよう
細心の注意を払うようにしてくださいね!
少しでも皆さんのお役に立てれば幸いです。
よい北海道ツーリングを!
以上!
汗による不快な状況をまとめて解消できるから
マジで買って損無しですよ〜!
襟周りの形が複数種類から選べるから
ファッションの邪魔をしにくく使いやすい